土気ひまわり整骨院BLOG

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シンスプリントについて

シンスプリントとは?


シンスプリントは、主に脛骨(すねの骨)の内側に鈍い痛みを伴う障害です。医学的には「脛骨過労性障害」と呼ばれ、ランニングやジャンプなど、繰り返し足に負担がかかる動作によって引き起こされます。



* 痛みの部位:脛骨の内側(膝から足首までの範囲)


* 痛みの特徴:運動中に始まり、休むと和らぐが、悪化すると日常生活にも支障が出る


* 進行の経過:初期は軽い違和感ですが、放置すると慢性的な痛みに進行することがあります


シンスプリントが進行すると、最悪の場合、疲労骨折へと発展するリスクもあるため、早期対処が非常に重要です。

シンスプリントの原因


シンスプリントは、多くの場合、以下の複数の要因が絡み合って発生します。

1. オーバーユース(使いすぎ)
→運動量の増加や頻度が急激に上がると、筋肉や骨膜(骨を覆う膜)に過剰なストレスがかかり、炎症が発生します。


2. 筋力の不足やバランスの悪さ
→特にふくらはぎや足首周りの筋力が弱い場合、脛骨に直接負担が集中しやすくなります。また、足の筋肉が疲労して正しい動きを維持できなくなることも一因です。


3. ランニングフォームの問題
→足の着地位置が適切でない場合、衝撃が脛骨に集中します。また、過剰な内反(足の内側に倒れ込む動き)も負担を増大させます。

4. 硬い地面や不適切なシューズ
→コンクリートなど硬い地面での運動や、クッション性が低いシューズは、衝撃を吸収できず、脛骨への負担が増加します。

5. 柔軟性の低下
→ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性が低いと、運動時の衝撃が効率的に分散されず、脛骨への負荷が大きくなります。

シンスプリントの治療法



1. 運動の中止と安静
→痛みを感じたら、まず運動を中止し、患部を休めることが最優先です。無理に運動を続けると症状が悪化し、治療に長期間を要する可能性があります。


2. アイシング(冷却)
→運動後や痛みが強いときは、患部を15~20分間冷やしましょう。これにより、炎症や腫れが軽減されます。


3. ストレッチとマッサージ
→特にふくらはぎやアキレス腱のストレッチは、筋肉を柔らかくし、脛骨への負担を減らします。以下のストレッチがおすすめです。
* カーフストレッチ(ふくらはぎの伸展)


* アキレス腱ストレッチ


* 足裏の筋膜リリース(テニスボールやフォームローラーを使用)

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