三大栄養素について
三大栄養素とは、タンパク質、脂質、炭水化物の3つの栄養素で、エネルギーの源となる栄養素です。
【三大栄養素の働き】
タンパク質:筋肉や臓器、皮膚、毛髪などの体を構成したり、ホルモンや酵素、抗体などの体の機能を調整したりする栄養素です。
脂質:脂肪酸に分解されてエネルギー源として使用されるほか、細胞膜の主要な構成成分であり、カロテノイドや脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を助けます。
炭水化物:体内でエネルギー源になる糖質と、体内の消化酵素で消化することができない食物繊維があります。
【三大栄養素の摂取量】
三大栄養素は、バランス良く摂取することが大切です。不足したり過剰になったりすると体に悪影響をもたらすため、一日の摂取カロリーに対する目安の摂取割合を意識しましょう。
【三大栄養素の摂取量目安】
タンパク質:13~20%(50~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%)
脂質:20~30%
炭水化物:50~65%
※三大栄養素の摂取比率のことを「PFC比率」といいます。